歯並びの乱れが原因で口が開けにくいときの矯正治療

「口を大きく開けにくい」「歯並びも気になるし、お口全体がしっくりこない」。
そんな違和感を抱えたことはありませんか。口の開けにくさには、顎関節症だけでなく、歯並びや噛み合わせの乱れが影響しているケースもあります。
今回は、実際の症例をもとに、歯並びが原因で口が開けにくく感じるケースと、矯正治療という選択肢についてご紹介します。
「口が大きく開けにくい」と感じたことはありませんか
食事中や歯科受診時など、ふとした瞬間に「口があまり大きく開かない」と感じたことがある方は少なくありません。軽い違和感として見過ごされがちですが、原因はひとつとは限らず、いくつかの要因が考えられます。
原因のひとつ「顎関節症」について
口を開け閉めする際にカクカクと音が鳴る、顎がだるい・痛むといった症状をともなう場合は、顎関節症が原因となっていることがあります。歯ぎしり・食いしばりや、ストレス・姿勢の癖などが関係するケースも多く、症状が続く場合は歯科口腔外科での相談が必要です。
顎の痛みや音が気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
→顎が痛い・口が開けにくいのはなぜ?顎関節症の原因と対処法
歯並び・噛み合わせの乱れが影響しているケースもあります
一方で、痛みや音をともなわず、歯並びや噛み合わせ全体の乱れによって「口を大きく開けづらい」という感覚につながることもあります。
当院でも、全体的に歯並びが気になる、大きく口が開けにくいとご相談いただいた30代女性の患者様がいらっしゃいました。精密検査の結果、全顎的な歯列の乱れが影響していると考えられ、全顎ワイヤー矯正による治療を開始しています。
治療内容:全顎ワイヤー矯正
治療費:1,133,000円(税込)
治療期間:治療開始から現在も継続中(矯正治療は長期間を要するケースが多く、経過を見ながら進めています)
主なリスク・副作用:知覚過敏、疼痛、咬合痛、体質により金属アレルギーの発症、歯肉退縮、歯根吸収、ブラックトライアングル(歯と歯の間の隙間)が生じることがあります。歯磨きがうまくできない場合はむし歯や歯肉炎が進行することがあり、保定が不十分な場合は後戻りや発音への影響が出ることもあります。治療結果には個人差があります。
症例の詳細は、こちらのページでもご紹介しています。
→矯正治療の症例実績はこちら
矯正治療を検討する際に知っておきたいこと
矯正治療には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などいくつかの方法があり、歯並びの状態や骨格、ご希望によって適した方法は異なります。全顎的に歯列が乱れているケースや、外科的な処置が検討されるような難症例でも、精密な診査・診断の結果、ワイヤー矯正で改善を図れることもあります。
矯正治療は自由診療となるため、費用や治療期間は症例によって異なります。また、知覚過敏や歯肉退縮などのリスクをともなうこともあるため、治療を始める前に検査を受け、治療内容やリスクについて十分に説明を受けたうえで検討することが大切です。
「口が開けにくい原因が顎関節症なのか、歯並びの影響なのか自分では分からない」という方も多いかと思います。まずはレントゲンや噛み合わせの検査を行い、原因を見極めたうえで、必要な治療方針をご提案しています。
気になる症状がある方はご相談ください
「口が開けにくい」「歯並びが気になる」といった違和感は、原因によって必要な対応が異なります。
太田市にある歯医者、スマイルデンタルオフィス イオン前では、お口全体の状態を丁寧に検査したうえで、原因に応じた治療方針をご提案しています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。