永久歯がなかなか生えてこない…歯医者へ相談したほうがいい?

「乳歯が抜けたのに、なかなか永久歯が生えてこない…」
「周りの子は生え替わっているのに、うちの子だけ遅い気がする」
このようなことで心配になり、歯科医院へ相談される保護者の方は少なくありません。
永久歯への生え替わりには個人差があるため、少し遅いからといって必ずしも問題があるとは限りません。しかし、状況によっては歯科医院で確認したほうが安心できるケースもあります。
今回は、永久歯がなかなか生えてこないときに考えられる原因や、歯科医院へ相談する目安についてご紹介します。
永久歯が生えてくる時期には個人差があります
子どもの永久歯は一般的に6歳頃から生え始め、12~13歳頃までに生え替わることが多いとされています。
ただし、生え替わりの時期はお子さまの成長や体格、歯の発育状況などによって異なり、兄弟姉妹でも差が見られることは珍しくありません。数か月程度の違いであれば、成長の個人差によることも多く、過度に心配する必要はありません。
一方で、乳歯が抜けてから長い期間変化がなかったり、左右で生え替わりに大きな差が見られたりする場合は、一度歯科医院で確認すると安心です。
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永久歯がなかなか生えてこない主な原因

永久歯の生える位置や向きに問題がある
永久歯は顎の骨の中で少しずつ成長しながら、本来生えてくる位置へ向かって移動していきます。
しかし、生える向きが斜めになっていたり、隣の歯に引っ掛かっていたりすると、歯ぐきの中で生えにくくなることがあります。
外から見ただけでは永久歯がどこまで成長しているのか判断することは難しく、保護者の方が異変に気付きにくいケースも少なくありません。
歯科医院ではレントゲン検査を行い、永久歯の位置や向き、生えてくるためのスペースなどを確認しながら、経過観察でよいのか、治療が必要なのかを判断します。
乳歯が抜けずに残っている
乳歯は通常、下から永久歯が押し上げることで自然に抜けていきます。
ですが、乳歯の根が十分に吸収されない場合は、永久歯が成長していても、生えるスペースを確保できず、生え替わりが遅くなることがあります。
その結果、永久歯が乳歯の内側や外側から生えてしまい、「二枚歯」のような状態になることもあります。
すべてのケースで抜歯が必要になるわけではありませんが、お口の状態によっては乳歯を抜くことで、永久歯が正しい位置へ生えやすくなることもあります。
生えるスペースが不足している
顎の大きさと永久歯の大きさのバランスには個人差があります。
顎が十分に成長していない段階で永久歯が生えてくると、歯が並ぶためのスペースが不足し、生え替わりがスムーズに進まないことがあります。
そのまま生えてきても、歯が重なったり、斜めに生えたりして歯並びへ影響することも少なくありません。早い段階でスペース不足に気付くことができれば、成長を見守りながら必要に応じて小児矯正を検討するなど、お子さまに合った対応を考えやすくなります。
永久歯の成長がゆっくり進んでいる
永久歯そのものの成長スピードには個人差があります。
乳歯が抜けてから永久歯が見えるまでに時間がかかるお子さまもおり、成長がゆっくりなだけで問題がないケースも少なくありません。
このような場合は、すぐに治療を始めるのではなく、定期的に歯の状態を確認しながら経過を見守ることが一般的です。必要に応じてレントゲン検査を行い、永久歯が正常に育っているかを確認することで、安心して生え替わりを見守ることができます。
>>【関連コラム】乳歯の歯並びが悪いと永久歯もガタガタになる?
こんなときは歯医者へ相談しましょう

乳歯が抜けてから数か月経っても永久歯が見えない
乳歯が抜けてからしばらく経っても永久歯が見えてこない場合は、一度歯科医院で確認することをおすすめします。永久歯は歯ぐきの中で成長していることもありますが、生える向きや位置によっては自然に出てこられないケースもあります。
永久歯が横から生えてきた
乳歯が残ったまま永久歯が内側や外側から生えてきた場合は、「二枚歯」と呼ばれる状態になっている可能性があります。乳歯が自然に抜けることもありますが、永久歯の位置によっては歯並びへ影響することも考えられます。
左右で生え替わりに大きな差がある
左右で数か月程度の差が出ることは珍しくありません。
しかし、一方だけ極端に生え替わりが遅れている場合や、ほかにも気になる症状がある場合は、永久歯の位置や成長の状態を確認したほうが安心です。
原因が分かれば必要以上に心配することなく経過を見守ることができ、必要な場合には早い段階で適切な対応につなげることができます。
>>【おすすめコラム】子どもの歯並びが悪くなる癖とは?毎日の生活で気を付けたいポイント
気になるときは早めの相談が安心につながります
永久歯がなかなか生えてこないからといって、必ず治療が必要になるわけではありません。
実際には成長の個人差によるケースも多く、経過観察だけで問題なく生え替わるお子さまもたくさんいます。
一方で、生える向きやスペース不足、乳歯の状態などが影響している場合は、早めに原因を確認することで、歯並びへの影響を抑えられる可能性があります。
太田市のスマイルデンタルオフィス イオン前院では、お子さま一人ひとりの成長に合わせて、お口の状態を丁寧に確認し、必要に応じて小児矯正も含めたご提案を行っています。
「永久歯がなかなか生えてこない」「このまま様子を見ても大丈夫かな?」と不安を感じた際は、お気軽にご相談ください。