先輩が後輩に教え合う文化を大切にする理由

歯科医院の技術力というと、院長やベテランの歯科医師個人の腕前をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし私たちが大切にしているのは、一人の技術を独り占めにせず、スタッフ同士で教え合い、医院全体の力として育てていくという考え方です。
今回は、先輩から後輩へ、そして後輩から先輩へと知識や技術を伝え合う、院内の「教え合う文化」についてご紹介します。
技術は一人で抱え込まない、という考え方
医療は、ある意味で「自己犠牲」の側面があると考えています。もちろん、自分を犠牲にしてまで無理に働くという意味ではありません。患者さんのために、そして一緒に働く仲間のために、自分の時間や知識、経験を惜しまず使えるかどうか、ということです。
身につけた技術や知識を自分の中だけにとどめておくのではなく、必要としているスタッフがいれば惜しまず伝えていく。そうした積み重ねが、結果として医院全体の治療の質を底上げしていくと考えています。
先輩から後輩へ、後輩から先輩へ
私たちの医院では、先輩が後輩に教え、時には後輩から先輩が学ぶという、双方向の「教え合う文化」を大切にしています。経験年数の長さにかかわらず、気づいたことや新しく学んだ知識を共有し合える関係づくりを意識しています。
若手スタッフにとっては、先輩から直接技術や考え方を学べる機会になりますし、教える側のベテランスタッフにとっても、人に伝える過程で自分の知識や技術を見つめ直すきっかけになります。
なぜ「教え合う文化」を大切にしているのか
技術というものは、独り占めするものではないと考えています。伝えてこそ、その技術が医院全体の力になります。一人のスーパードクターがいる医院よりも、スタッフ一人ひとりが知識と技術を高め合い、強いチームとして患者さんに向き合える医院でありたいと考えています。
特定の誰か一人に頼る体制では、その人が不在のときに質が落ちてしまったり、対応できる幅が限られてしまったりすることがあります。知識や技術をスタッフ間で共有しておくことで、誰が対応する場合でも、安定した質の診療を提供できる体制を目指しています。
若手育成を通じて医院全体の力を育てる
若手スタッフの育成は、すぐに結果が出るものではなく、時間のかかる取り組みです。それでも、日々の診療の中で一つひとつの症例について先輩と一緒に振り返ったり、わからないことをその都度質問できる雰囲気をつくったりすることを大切にしています。
歯科医師だけでなく、歯科衛生士や歯科助手、受付スタッフなど、それぞれの職種の中でも同じように知識や経験を伝え合う機会を持つようにしています。職種を越えて医院全体で育ち合う環境が、結果的に患者さんへの対応の質につながると考えています。
教え合う文化が、患者さんの安心につながる
スタッフ同士が知識や技術を共有し合うことは、院内だけの話にとどまりません。担当するスタッフが誰であっても、必要な情報が共有されたうえで対応できるという安心感は、通院される患者さんにとっても大きな意味を持つと考えています。
また、経験の浅いスタッフであっても、わからないことをその場で先輩に確認できる環境があることで、自己判断のまま対応を進めてしまうことを防げます。結果として、患者さん一人ひとりに対して、より丁寧で一貫した対応につながると考えています。
技術も想いも、次の世代へ
教えることを惜しまない文化は、一朝一夕にできあがるものではありません。日々の診療の中で、先輩が後輩に声をかけ、後輩が素直に質問できる関係を積み重ねていくことで、少しずつ医院全体に根づいていくものだと考えています。
技術や知識だけでなく、患者さんに向き合う姿勢そのものも、こうした関わりの中で次の世代に受け継がれていくと考えています。太田市にある歯医者、スマイルデンタルオフィス イオン前は、スタッフ一同でこれからも学び続けながら、患者さん一人ひとりに向き合う診療を続けてまいります。