当歯科医院では、歯が痛くて来院された患者様でも、いきなり診療台に座っていただいて歯を削りはじめるというようなことは致しておりません。まず、最初にカウンセリングをさせて頂き、患者様のお話をじっくりうかがいます。
現在どのような症状があって、どのようなことがお困りなのか、またどのような治療を希望されて、どのような治療をしてほしくないのか、といった事をおうかがいします。
また、患者様がどのような方なのか治療に対してどのような考えを持っておられるのか理解した上で治療をすすめていきます。
当歯科医院では、治療が進んで、かぶせ物を何にするかを決める際にも、医師によるカウンセリングを導入しております。人によっては、「一番、健康に良いモノ」という患者様、「一番、キレイに見えるモノ」を選択される患者様、「見た目より安いモノ」を選択される方など、様々です。
そこで当院では、それぞれのかぶせ物の特徴についてメリット・デメリットを交えご説明させていただきながら、それらをきちんと理解していただいたうえで、患者様のご要望に合った、その患者様にとってベストな選択をご提案するよう心掛けております。
インプラント治療は成功率の高い治療ですが、決して100%ではありません。インプラント治療について患者様ご自身が十分な理解をされ、その後のケアについてもしっかり気を付けて頂く事が大切ですが、歯科医師の知識不足や経験不足が原因としたトラブルがまれに発生する事も事実です。
スマイルデンタルオフィスでは他医院で被ったインプラントトラブルについてご相談を受け付けております。下記の様なインプラントトラブルについてお悩みの方は当医院までご相談下さい。
また、当医院ではセカンドオピニオンについても推奨しております。
インプラント治療のトラブルの中でも最も多く見られるケースです。手術時に歯槽骨内の神経を傷つけてしまい、刺激に対して異常に強く感じる知覚過敏や逆に刺激に対して感覚が鈍くなる知覚鈍麻などの症状があります。そしてそれらの症状と並行してしびれが見られる事もあります。
その様な事が起こる原因として、医師の知識、経験不足、更には不十分な機器による不十分な診療による事があげられます。
スマイルデンタルオフィスでは、この様な症状が見られる方には当医院の高性能CTで患部を撮影し、総合病院等と連携をとり症状改善へと努めております。
まれにインプラントのクラウン部分が破折する等のトラブルも聞きます。これはインプラント埋入後に作成した上部構造体(クラウン)の噛み合わせ等にゆがみが生じている事などが原因となっております。
当医院ではその様なケースの場合、改めて上部構造体(クラウン)を作り直し、噛み合わせを正常な位置にする様にしております。
生着率は95%以上と言われていますが、手術後間もない時期にインプラントが抜けてしまう事もあるようです。原因としては骨に穴を開けるときにドリルの摩擦熱で組織を傷つけてしまうケースや、感染などがあります。これらは歯科医師が十分に注意すれば防げるものです。また、患者様ご自身のライフスタイルが影響する事もあります。噛む力が極端に強すぎるためインプラントに過度の負担が掛かる、更には日頃のケアが疎かになっている、などが原因で骨が細りインプラントが抜けてしまう事もあります。抜け落ちる程ではなくグラグラする程度だとしても、すぐに医師に相談する事が大事です。
「インプラント周囲炎」とは、埋め込まれたインプラント体の周囲に歯周菌が入り込み、周りの歯肉にダメージを与える症状の事です。人工の歯根であるため「菌とは無縁」と考える方も多いのですが、インプラント体は歯槽骨に馴染むよう表面がざらざらしているため、それらの周囲に歯周菌が入り込む事があります。そうなってしまうと、歯周菌の除去は大変困難となります。自然と骨は吸収され、歯肉が腫れ、インプラントは抜け落ちてしまいます。
原因としては、インプラント治療後のケアを怠るなど患者様ご自身の生活環境に関係している他、歯科医師の治療手法にも問題がある場合もあります。どちらにせよ、インプラント周囲炎は自覚症状がほとんどないため大変気付きにくく、自覚症状が出た頃には手遅れとなっているケースもあります。日頃の定期検診が欠かせません。
患者様にとって最良の歯科医療とはなんだろう?私達はいつもそのように自問する事を心掛けております。「安価な保険適用の銀歯で十分」という患者様もいらっしゃれば、「可能な限り自然に」といった患者様もいらっしゃいます。そういった様々なご要望の中でも、近年は老若男女問わず「美」への期待が高まってきている様に感じます。「機能性の確保が最優先」であった時代から、「機能性の確保は当然、更に見た目を美しく」といった価値観へと変わってきております。事実、大変高価なジルコニアフレームで製作されたオールセラミックの需要は年々増えてきております。
これら審美治療には、ドクターによる「審美眼」と「器用性」が必要不可欠です。当院でご提供しておりますダイレクトボンディングにつきましても、治療中に直接患者様の口腔内に人工歯を構築しなければならず、また、患者様の負担を考えれば、短時間で歯質や色調、形状を見極めなければなりません。そのため、ダイレクトボンディングはどうしてもドクターの腕に左右されてしまい、その治療法を提供出来る歯科医院は大変少ないのが現状です。審美治療に限らず医療の現場全般を通して言える事ですが、知識を習得する事は最低限必要なことであり、何よりも実際に患者様の人体に触れる治療行為には手先の器用さが必要となってきます。
当院では、歯の健康を取り戻す事から一歩進んだ審美治療をご提供する事は当然とし、さらに一歩進んだ、お口周りのトラブルや審美的改善にも対応しております。 これらの治療は通常であれば美容整形外科などで施術される事が一般的ですが、通院に心理的な抵抗を感じる方がいらっしゃるのも事実です。口周りに限定されてしまいますが、歯科医院での施術であればそれらの心理的な抵抗は少なく済むでしょう。
患者様に触れる治療につきまして、当院では適切な腕と経験、知識を有する事で、ご提供する治療法を最大限に活用する事が可能となっております。
治療法について複数の医師より意見を聞く行為の事を言います。それは決して担当医を変える事では無く、患者様自身が納得した治療を受けるため、医師の誤診を防ぐため、など多くのメリットがあるしくみです。欧米等では当たり前の習慣となっており、日本でもようやく知られるようになってきました。
当医院ではセカンドオピニオンを推奨しております。
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